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医薬品 企業売上げランキング 2014年

製薬企業 売上ランキング 2014年度 国内市場 売上 上位20社

*医療用医薬品 (薬価ベース) *参考:ミクス・IMS・日刊薬業

会社名 売上高(単位:億円) 前年比(%) 前年順位
1 武田薬品工業 5,613 △3.6 1
2 ファイザー 5,020 △6.0 3
3 アステラス製薬 4,987 △5.5 2
4 第一三共 4,805 △1.1 4
5 MSD 3,759 △6.3  
6 中外製薬 3,625 6.6 6
7 大塚ホールディングス 3,616 0 5
8 田辺三菱製薬 3,239 △5.2 7
9 サノフィ 2,934 △7.6 10
10 ノバルティスファーマ 2,915 △10.6 8
11 エーザイ 2,724 △10.6 9
12 グラクソ・スミスクライン 2,693 △3.2 11
13 日本ベーリンガーインゲルハイム 2,509 4.5 13
14 アストラゼネカ 2,307 △1.2 12
15 バイエル薬品 2,190 8.8 14
16 日本イーライリリー 2,105 9.7 15
17 協和発酵キリン 1,762 △4.9 14
18 塩野義製薬 1,614 △4.1 17
19 大日本住友製薬 1,566 △8.9 16
20 日医工 1,270 22.6 24

*2014年の製薬協加盟22社の成長率は4.2%(薬価ベース)のマイナス成長であった。上位20社のうちプラス成長は6社のみ、これは消費財アップの前年の特需の反動もあるが、何よりも国策のジェネリック使用拡大策による影響が大きい。
新薬メーカーのランクは大きく変りはないが、日医工が初めてbest20位入りし、対前年22.6%アップ、20位圏外であるが、沢井製薬が売上1000億円越えの1,044億円で25位の対前年18.3%アップ、東和薬品が33位の16.5%アップとジェネリック専業メーカーの躍進が著しい。この傾向は今後も続くであろう。

2015/11/06更新

国内系企業海外売上 2015年度 医薬品売上高 (単位:百万円)

*参考:ミクス・日刊薬業

2015年 2014年 2013年
会社名 海外
売上高
売上
高比
(%)
前年
比(%)
海外
売上高
売上
高比
(%)
前年
比(%)
海外
売上高
売上
高比
(%)
前年
比(%)
1 武田薬品工業 1,119,300 61.9 5.1 1,065,000 59.9 11.2 957,800 56.6 16.4
2 アステラス製薬 875,500 63.8 17 748,500 60 22.8 622,400 53.4 34.1
3 大塚ホールディングス 805,800 55.8 △16.4 964,400 61.4 824,440 56.7 32.4
4 第一三共 430,675 43.7 9.8 381,400 41.5 7.1 574,700 51.4 22
5 エーザイ 251,770 45.9 4.6 240,660 43.9 △1.3 243,728 40.6 5.3
6 大日本住友製薬 215,100 53.3 23 174,900 47.1 0.4 174,300 45 30.9
7 塩野義製薬 117,800 38 43.8 88,600 32.3 △14.6 102,000 35.2 4.4
8 田辺三菱製薬 116,937 50 27.1 77,944 18.8 31.3 58,000 14.2 29
9 協和発酵キリン 114,300 31.4 21.3 94,200 28.3 12 86,500 25.4 19.1
10 中外製薬 108,800 21.8 23.4 88,200 19.1 21 72,900 17.2 50
11 参天製薬 53,442 27.4 44.5 36,995 22.9 53 26,550 17.9 44.7
12 久光製薬 48,894 30.2 16.9 41,840 26.7 34.4 31,137 20.7 32.3
13 大正製薬ホールディングス 29,901 10.3 7 27,949 9.6 10.1 25 8.6 44.5

*2015年の国内主要製薬企業27社の総売上高は9兆8564億円(前期比3.7%増)、総純利益は9347億円(12.8%増)海外売上高は4兆3386億円、海外売上比率は45.8%と過去最高を更新した。国内市場の低迷を海外で稼ぎだすビジネスモデルが定着した。やはり運命を握るのはグローバル新薬の躍進である。
 武田薬品工業、アステラス製薬は海外売上比率が60%を超え、大日本住友製薬、田辺三菱製薬はともに海外売上比率が50%を超えた。大塚製薬は昨年の4月の抗精神病薬「エビリファイ」の米国特許が切れたことにより海外売上費が前年マイナスに転じ順位もアステラスと入れ替わり3位に、前年7位の協和発酵キリンは9位に後退、田辺三菱が前年10位から8位へ、塩野義が8位から9位に、また前年12位の参天が11に順位を上げた。この理由として、武田薬品工業は潰瘍性大腸炎治療剤「エンティビオ」がブロックバスターとして軌道に乗り、アステラス製薬は抗がん剤「イクスタンジ」が2294億円の予想を大幅に上回る2521億円を売上げ、今後も益々海外比率を牽引することになるであろう。
 第一三共はランバクシ-の売却を契機に、新薬と後発品をグローバルに展開するハイブリットビジネスへの変換が軌道に乗り、今後は抗凝固薬「エドキサバン」を今後の大型化で補いたところである。大日本住友製薬と田辺三菱製薬の海外比率50%越えの理由は、大日本住友は抗精神病薬「ラツーダ」の北米での10億ドルの達成、田辺三菱は多発性硬化症治療薬「ジレニア」517億円、SGLT-2阻害薬「インヴォカナ」200億円超のロイヤリティー収入によるところが大きい。今後も国内市場の低迷をカバーする、新たなグローバル新薬がブロックバスターとして育つことを2,016年以降も期待したいところである。

2016年6月8日更新

2014年度世界の企業ランキング 総売上高 (単位:100万米ドル)

*参考:ミクス医薬ランキング

会社名 売上高 前年
順位
前期比
(%)
研究開発費 研究開発
費順位
前期比
(%)
売上高比率
(%)
1 ジョンソン&ジョンソン 74,331 1 4 8,672 3 △1 12
2 ノバルティスファーマ 57,996 2 1 9,943 2 1 17
3 ロシュ 51,865 4 1 10,513 1 7 21
4 ファイザー 51,584 2 △4 8,393 4 26 17
5 サノフィ 44,818 6 2 6,402 6 1 14
6 メルク(米) 42,237 5 △4 7,180 5 △4 17
7 グラクソ・スミスクライン 37,882 7 △13 5,681 7 △12 15
8 バイエルヘルスケア 26,510 9 6 3,054 15 3 12
9 アストラゼネカ 26,095 8 1 5,579 8 16 21
10 ギリアド・サイエンシズ 24,890 22 122 2,854 16 35 11
11 テバ 20,272 12 0 1,488 24 4 7
12 アボット 20,247 11 7 1,345 26 △7 7
13 アムジェン 20,063 14 7 4,297 11 5 21
14 アッヴィ 19,960 13 6 3,649 12 14 18
15 イーライリリー 19,616 10 △15 4,934 9 △12 25
16 ベーリンガーインゲルハイム 17,674 15 △5 3,522 13 △3 20
17 バクスター 16,671 18 11 1,421 25 22 9
18 武田薬品工業 16,174 16 5 3,476 14 12 21
19 ブリストル・マイヤーズスクイブ 15,879 17 △3 4,534 10 22 29
20 ノボノルディスクファーマ 15,810 19 6 2,450 17 17 15
21 大塚ホールディングス 14,852 20 2 2,360 19 5 16
22 アクタビス 13,062 51 1,086 30 76 8
23 アステラス製薬 11,347 21 9 1,879 21 8 17
24 バイオジェン・アイデック 9,703 25 40 1,893 20 31 20
25 第一三共 8,364 23 2 1,735 23 6 21
26 メルクセローノ 8,399 23 △1 1,784 22 14 22
27 マイラン製薬 7,720 26 12 582 32 15 8
28 セルジーン 7,670 27 18 2,431 18 9 32
29 アラガン 7,238 15 1,192 29 14 16
30 シャイアー 6,022 22 1,068 31 14 18
31 CSLベーリング 5,524 8 466 33 9 8
32 エーザイ 4,990 28 △9 1,200 28 △3 24
33 UCB 4,438 29 7 1,232 27 △5 28

*2014年度もメガファーマはブロックバスターの特許切れの影響が色濃く反映されている。前年総売上の1位,2位は変わらず、ジョンソン&ジョンソン、ノバルティスと同じであるが、3位のファイザーがリピドールの特許切れの影響が未だに響き4位となった。
またロシュは3位に浮上した。前年10位のイーライリリーはサインバルタの特許切れの影響が大きく15位とトップ10圏外と大きくランクを下げた。またこれらメガファーマの前期比伸長率は一桁前半の成長で以前の勢いも衰えた。
その中、C型経口肝炎(ゾバルディー)を発売したギリアド・サイエンシズは前年19位から一気に9位にランキングを上げた。
またアクタビスバイオジェン・アイデックス、セルジーン、シャイアーなどのベンチャー系企業の躍進も著しい。
日系製薬企業はすべての企業が国内消費税アップの特需の反動の影響で低迷し前年よりランクを下げた。

2015/11/06更新

2016年度 製薬企業の動向分析
   *国内上場主要製薬企業売上

15年4月~16年3月  *参考:日刊薬業

会社名 売上(百万円) 伸び率(%) 海外売上高 伸び率(%) 海外売上比率(%)
1 武田薬品工業 1,807,378 1.7 1,119,300 5.1 61.9
2 大塚HD 1,445,227 ▲8.1 805,800 ▲16.4 55.8
3 アステラス製薬 1,372,706 10.1 875,500 17 63.8
4 第一三共 986,446 7.3 430,675 9.8 43.7
5 エーザイ 547,992 ▲0.1 251,770 4.6 45.9
6 中外製薬 498,839 8.2 10,800 23.4 21.8
7 田辺三菱製薬 431,701 4 116,937 50 27.1
8 大日本住友製薬 403,206 8.6 215,100 23 53.3
9 協和発酵キリン 364,316 9.3 114,300 21.3 31.4
10 塩野義製薬 309,973 13.1 117,800 43.8 38
11 大正製薬HD 290,135 ▲0.1 29901 7 10.3
12 参天製薬 195,291 20.7 53,442 44.5 27.4
13 久光製薬 161,852 3.3 48,894 16.9 30.2
14 小野薬品工業 160,284 18.1 2,491 32.4 1.6
15 キョーリン製薬HD 119,483 5.6 5,586 441.3 4.7
16 ツムラ 112,625 2
17 科研製薬 109,730 16.9 10,185 40.4 9.3
18 持田製薬 92,272 5.8 0 0 0
19 日本新薬 84,209 5.3 2
20 キッセイ薬品 71,294 1.7 7,231 ▲0.3 10.1
21 ゼリア新薬工業 62,475 2.4 12,517 19 20
22 鳥居薬品 62,378 7.4
23 扶桑薬品工業 45,752 ▲2.7 0 0 0
24 あすか製薬 43,215 0.7
25 日本ケミファ 35,602 1.4
26 生化学工業 30,962 4.9 11,581 15.8 37.4
27 わかもと製薬 11,183 4.2 867 ▲27.0 7.8
合計 9,856,456 3.7 4,338,677 6.5 45.8

   *国内系後発医薬品企業 売上
                                       15年4月~16年3月 *参考:日刊薬業

会社名 売上(百万円) 伸び率(%)
1 日医工 143,513 13.0
2 沢井製薬 123,492 17.1
3 東和薬品 82,115 14.9
合計 349,120 14.9
4 Meiji Seika ファルマ 43,050 14.3
5 日本調剤 32,598 18.3
6 日本ケミファ 30,243 4.6
7 エルメッド エーザイ 28,500 6.0
8 日本化薬 23,600 15.7
9 あすか製薬 22,841 15.6
10 第一三共エスファ 18,500 23.9
11 キョーリン製薬HD 15,465 ▲0.1
12 田辺製薬販売 13,800 1.6
13 科研製薬 13,292 7.4
14 持田製薬 10,700 34.0
15 扶桑薬品 4,808 2.3
16 わかもと製薬 2,716 4.2
合計 260,113 11.7

*2015年度決算集計によると、国内上場主要製薬企業 総売上は 9兆8564億円(前年同期比3.7%)準利益は9347億円(12.8%増)と伸長した。海外売上比率は45.8%となり、前年度44.0%を超え過去最高を更新。大手のみならず、準大手企業の海外売上も好調で、大塚製薬のエビリファイの特許切れのマイナス分も全体で充分カバーし、海外売上が好調なことから、政府の後発品推進策の後押しで新薬系企業の長期収載品の不振による国内売上の低迷を、海外売り上げでカバーした。
尚、後発品専業大手3社と新薬系薬局系13社の後発品メーカーの業績が発表されたが、政府の後発品促進策の追い風を受け、後発品専業3社は14.9%、後発品新薬系薬局系企業は伸長率11.7%と好業績であった。
この状況は2020年までに後発品シェアー80%の政府目標が掲げられている限り続くことが予想されるが、製薬企業の成長のカギは海外に評価されるブロックバスターの開発にかかっている。

2016年6月17日更新

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